クリエイティブグループ / Creative Group

中島 和子

Kazuko Nakashima

色彩設計 / Color design

Interview インタビュー

―アニメーション業界とA-1 Picturesに入ったキッカケはなんですか?
幼い頃から絵を描くのが好きで、その方面の仕事に就きたいとは思っていました。美術の道に進むことも考えましたが、アニメ業界の方が自由度が高い気がしてこちらの世界に入りました。
アニメ業界に入って、最初は一枚ずつの絵を塗っていく「仕上げ」の仕事を。次に仕上げ上がりと色をチェックする「色指定検査」に携わりました。そのあとA-1 Picturesに入り、色彩設計の仕事に就きました。
―お仕事をしていて、やりがいを感じられる部分はどこですか?
監督からの指示は、「ここを何色にして」といった細かいものではなく、「こういう雰囲気にしたい」など大まかです。その意を汲んで、具体的な色に落とし込んでいくのが私たちの仕事。求められているものを的確につかむのは難しくもあり、でも、うまくできれば充実感につながりますね。
キャラクターなどの基本の色は、原作者の方やその他たくさんの人の意見が集約されて決まるので、色彩設計の私たちが勝手に変えるわけにはいきません。ただ、シーンごとに色合いは自分のプラスアルファを出したいと思っています。キャラクターが落ち込んでいるシーンならそれが色からも伝わるようにうまく調整したい。そのあたりは、大いに楽しんでやっていますね。
―色彩設計というお仕事に必要なスキルはありますか?
色の感覚が特に優れていなければいけない、と言った事はありません。むしろ、コミュニケーション能力の方が大切ですね。
監督からの感覚的な要望をうまく色に転換するためには、相手の気持ちを把握しなければいけませんから。的確な質問を投げかけて、求めているものを引き出す力があれば重宝するのではないかと思います。
それから観察力。ふだんから自然物はよく観察します。朝日や夕日がきれいなときは、仕事中でもしばらく景色に見とれたりします。
―アニメーション業界(色彩設計)を目指す人へのアドバイスはありますか?
アニメが好きというより、何かモノを作っていくことが好きな人だと馴染みやすいのではないでしょうか。
紙と色鉛筆があればしばらく遊んでいられるような人とか?

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