制作グループ / Production Group

岩田 幹宏

Mikihiro Iwata

プロデューサー / Producer

Works 関連作品

Interview インタビュー

―アニメーション業界とA-1 Picturesに入ったキッカケはなんですか?
普通の会社に就職するのではなく、テレビなどエンタテイメントの世界で仕事がしたくて入ったのが当時の東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)でした。『ルパン三世 カリオストロの城』にて制作進行を担当し、その後プロデューサーを務めてから、サンライズに移籍。そこで植田社長と出会いました。
そして、A-1Pictures創設のタイミングで植田社長から誘いがあったのですが、行こうと決意したのは『おおきく振りかぶって』を作ることになった時でした。実はずっと前から、野球作品をやりたいと思っていたので、その話を聞いた時に決意しました。

―プロデューサーの仕事とやりがいについて教えてください。
プロデューサーは設計者、制作デスクは現場監督かな、というイメージを持っています。
プロデューサーの仕事をしていてうれしいのは、やはり作品が出来上がったとき。特に一番感動するのは劇場作品です。冬休みに公開されることが多かったのですが、初日の様子を見に行くと、とても寒い日や雪の中でもみなさん並んでくださっていて、苦しく辛い思いが一瞬にして次もやるぞ!って気持ちになります。
また、数多くあるTVシリーズの中「見てるよ」「面白いね」など声をかけていただけるのも嬉しいです。

―作品作りの際に、プロデューサーとして心掛けていることはありますか?
月並みですが、予算とスケジュールというのはどんな作品にも必ずありますので、その中でできるだけ粘って良いものを作っていこうと考えています。
制作時は、厳しいことが多い中でも、できるだけスタッフが仲の良い雰囲気で仕事できるようにしたいと思っています。

―A-1 Picturesの良いところはどんなところだと思いますか?
社用車がないところでしょうか。(※)スタッフの安全は何よりも大事ですし、事故率ゼロというのはすばらしいと思います。運転に自信はないけれど制作をしたいという人材も集まってくれます。ただ、それによって進行の人間とクリエイターの関係が希薄になる可能性もでてくるので、そこは注意してもらいたいと思っています。
自分の経験では、他のスタジオであがりを待っている間に色んな話をして意気投合し、次一緒に作品を作りましょう!というようなこともありましたので。
※通常、制作進行の仕事には、車での回収が含まれる会社が多いですが、A-1 Pictureではそれを外部の配送協力会社に依頼しています。少しでも事故につながる危険性を回避するために、社用車を撤廃しました。

―アニメーション業界(制作)を目指す人へのアドバイスはありますか?
外部からだと理不尽と見えることもある世界かもしれませんが、好きなことをやっていると辛いとは感じないと思います。僕も進行時代は帰れなかったこともありましたが、全然苦になりませんでしたし、むしろ楽しんでました。
また制作進行として大事なのは、遅れがあった場合に、人のせいにしてしまわないように気をつけることです。全て自分の責任だと思うぐらいの気持ちで、当事者意識と覚悟を持って色々なところに目を配れる人が欲しいです。
そして、とにかく元気よく明るく乗り切れる人が良いと思います。

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