クリエイティブグループ / Creative Group

野間 裕介

Yusuke Noma

CGディレクター / CG Director

Interview インタビュー

―アニメーション業界とA-1 Picturesに入ったキッカケはなんですか?
「ルナ シルバースターストーリー」というゲームのムービーシーンでセルアニメの中で3DCGが使われていたのを見て、これなら絵が描けなくても何かしら作品制作に関われるかもと思ったのをきっかけに、独学で3DCGを学んでいました。しかしすぐにCGの仕事はできず、ゲームのデバッグのアルバイトをしていたのですが、就職活動をするにもギリギリの年齢になってしまい、とにかく実務経験さえ手に入れれば後はなんとかなるだろうと思ったので家に近かったCGプロダクションに応募しました。
そこで参加した企画がサンライズの「SDガンダムフォース」という作品だったのですが、そのCGプロダクションがトレーラー完成後作品本編には参加しないことになりました。その際トレーラーに関わったスタッフへサンライズで仕事をして欲しいとお声がけをいただいて、3DCGの仕事を始めました。その後10年くらい、ほとんど同じメンバーの少人数チームで仕事をしていましたが、「機動戦士ガンダムユニコーン」の仕事が終わるころにお世話になっていたプロデューサーからA-1 Picturesに誘っていただき、組織力がある環境での仕事に興味があり入社しました。

―仕事をしていて、やりがいを感じられる部分はどこですか?
CGをどう使うか、どういうことができるかはCG側でもテストしてみないと分からないことがあります。打ち合わせで相談されたことについて、自分の中で「こうすればなんとかできるかも」と思ったことが、予想通りまたは予想以上にうまくいくと達成感があります。
―CGの仕事で苦労するのはどのようなところですか?
CGで複雑なことをすればするほど1コマの絵の出力に時間がかかったり、パソコンの作業画面の取り回しが重くなって時間がかかるようになります。スケジュールを考えて動く必要がありますので、単にCGで可能なことと実作業上可能なことの間には差があることもあり、要素の取捨選択や技術的な工夫をするなど純粋な画作りとは別に考慮しないといけない点に苦労します。

―作品作りの際に心掛けていることはありますか?
監督や演出は全員がCGについて詳しいわけではありません。
漠然と他の作品や映画のCGを見て「こういうことができないか?」というお話をいただくことがあります。その要望が難しい内容のこともあれば、CGでやるには簡単なこともあります。
難しい内容に対して単純にあきらめずに、100%思った通りではないのかもしれませんが、なにかしら答えることができるよう努力したいと思っています。

―アニメーション業界(CG)を目指す人へのアドバイスはありますか?
自分が好きでこだわっていることをもつと良いと思います。
アニメや映像に関することや仕事に直接関係ないことでもかまいません。そういったこだわりがあることは仕事をする上での向き合い方にも影響すると思いますし、仕事が忙しいときには自分の息抜きとして精神的な土台になってくれると思います。

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