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インタビュー

美術監督

若林 里紗

業界歴20年
2025年現在

経歴

2006年 
他社で美術担当
2009年 
他社で美術監督担当
2024年 
A-1 Pictures入社

美術監督担当作品

2019年 
エロマンガ先生OVA
2020年 
戦翼のシグルドリーヴァ
2024年 
負けヒロインが多すぎる!
『かぐや様は告らせたい』シリーズ
ほか
美術監督の仕事内容を教えてください
背景美術の仕事は、アニメーターの描いた原図をもとに、背景を描く仕事です。経験を積むと、作品の世界観をデザインする「美術設定」や、作品全体の美術に関するディレクションを担う「美術監督」になるキャリアプランがあります。私は美術監督として、監督や演出と意見のすり合わせを行い、作品全体の世界観を背景に落とし込む仕事をしています。
美術の仕事をするにあたって心がけていることはありますか?
監督のイメージを反映しつつ、期限内でより良い作品作りをすることを心掛けています。また、1枚の絵が凄ければ良いわけではなく、キャラクターがのった映像を観たときのバランスが合っているかなど、細かく1カット1カットに対して、向き合って作業しています。
技術・技術面以外で勉強しておくと良いことはありますか?
日常生活の中で、周りの物の質感や造りなど、よく観察することです。ファンタジー作品にしろ何にしろ、人間が考えたものには、元となった物があるため、分析する癖を身につけておくと良いと思います。表現したものに対して細かく説明するイメージ共有の場面もあるので、日頃から意識付けておくと、そういった場面にも対応することができると思います。他にも近年のアニメーションにおける美術背景は、デジタルでの作業がメインとなるので、「Adobe Photoshop」の操作には慣れておくと良いと思います。
今後どういったチャレンジをしていきたいですか
現在、今までやったことのない仕事にチャレンジしています。作品テイストの全く違うタイトルや、難しいオーダーに対して取り組んでおり、そういった成長の機会が多い会社だと思っています。また、後進の育成に力を入れていきたいと思っています。
A-1 Picturesに入社を検討している方にメッセージをお願いします
新設の部署になるので、一緒に部署を盛り上げて頂きたいと思っております。新しい事がたくさんありますので、自主的にコミュニケーションや行動できるスキルも必要になります。その中でも「素直さ」と「絵を描くことが好きな気持ち」を忘れずに、アニメーション作りに取り組んでいって頂ければ幸いです。