3D上で作成されたモデルデータを使用し、演技をさせてカット内容を作成する工程になります。
CGアニメーションは大きく分けて2つあり、1つ目は手付けのアニメーション、2つ目はモ－ションキャプチャを使用したアニメーションになります。
・手付けアニメーションは、絵コンテやレイアウトを参考にゼロから動きを付ける手法です。
・モーションチャプチャーを使用したアニメーションは手付けとは違い、あらかじめ実際の人の動きを収録したモーションデータを調整して動きを付ける手法です。
他にもカットやシーンに必要な要素の3Dカメラワーク、エフェクトやコンポジットなどCGアニメーションだけでなく幅広く作成します。

観察力かなと思います。リファレンスとなる映像だけでなく、実際に体を動かしたり、実物を見たりして得た情報をアニメーションに落とし込んでそれぞれの重さや質感の違いを表現するので、観察力は大切だと思います。

CGアニメーションによって、映像をより良くすることを心がけています。
CGオンリーのカットであれば、CGならではの良さが活きる画面作りを意識しますし、作画が絡むカットであれば、作画の良さを引き立てつつ、CGが共存できる画面作りを意識しています。

仕事で一番印象に残っていることは、自分が担当したカットが褒められたことです。
作業している最中は悩み迷走してしまうことも多くありますが、自分の担当したカットのCGが良かった！という感想をSNSで見つけるとうれしく、モチベーションアップにもつながり、より印象に残っています。

今後の目標は、視野を広げてCGによる画面の更なるクオリティアップを目指して仕事に取り組んでいきたいです。そのために、新しい表現に積極的に挑戦し向上心を忘れず励んでいきたいです。

皆さんアニメが好きな方ばかりで話も弾みますし、同じ目標に向かって一生懸命取り組みながらアニメーション制作しています。さらに、幅広いジャンルの作品を手掛けているため、新しいことに挑戦できる環境が整っています。
一緒にアニメーション制作できる日を、心から楽しみにしています。