アニメーション業界の内情がほぼわからない状態で入社したのですが、部署に配属する前に手厚い研修があったおかげで、同期とも仲良くなれましたし気持ちを楽にCGディレクターズルームに入ることができました。また、入社前はアニメーション業界自体に不安を抱いていましたが、自社は労働環境なども整えられているため比較的生活リズムを崩さずに働くことができています。

私は四大卒でしたので、アニメ業界の説明会や就活情報が専門学校と違って得られにくい状況で、周りの友達も一般職に内定が決まる中、一人で就活を続ける心細さみたいなのはありました。専門学校、美術系大学出身者が就活中ライバルになるので、自分のレベルは現在どのくらいなのか模索しながら日々就活をしていました。

ソニーミュージックグループということもあり、会社が大きく福利厚生がしっかりしているので安心できます。 
また、CGディレクターズルームは20~30代の先輩方が多く親しみやすいため、人間関係のストレスなく働けています。作業面では、自分の挑戦してみたいセクションや関わりたい作品など、自ら発信していけば挑戦する機会を与えてくださるところが入社して良かったと思いました。

今後の目標としては、担当作品を1つ持ち責任ある業務を行うこと。また、作業スピードを上げ短時間で高クオリティの成果物をあげて、リテイク数を減らしていきたいです。ゆくゆくは入社当時からの希望である、エフェクト作業に携わることを目標にしています!

上司からアドバイスをいただけますが、エフェクトは総合力が必要な為、LO（レイアウト）、アニメーションやコンポジットなど様々な仕事を学び取り組んでいく必要があると思っています。そのため、どの仕事もエフェクトにつながると思い日々の業務を全力で取り組んでいます。また、手が空いたタイミングがたまに訪れることがあるのですが、自習として私はエフェクト制作をしています。汎用性のあるようなエフェクト技術をあらかじめ身に着けておくことで、自分の引き出しを増やし柔軟に対応できるようになりたいと考えているからです。

技術力も必要ですが、社会人としてのコミュニケーション能力や人柄が特に大事だと思うので、日々の生活から少しずつ意識して行動するのがいいと思います。
アニメという日本を代表するエンタメに携わるチャンスをつかむため、勇気を出して一歩踏み出して挑戦してほしいです。