地図を見て目的地にたどり着くのがものすごく苦手で…面接会場までの乗り換えや最寄り駅から会場への道を調べるのに苦労しました。
電車が遅延した場合に備えて何パターンか経路を考えたり、目印になりそうな建物や道路をマップで探したり…。電車に関しては、乗る車両とか、かなり細かいところまで調べて決めていました。駅の出口を間違えると全然違う場所に出てしまうので、どの車両が目的の改札の近くに止まるかを調べておいて、うっかり別の改札から出てしまうのを防いでいました。
全部のパターンで細かく調べるのは大変でしたが、そのおかげで当日迷いなく動けたのでよかったです。

学校が開催している展覧会やワークショップ等を見に行く、参加すること！です。
しておくと良いというか、私がしておけばよかったなあと思っていることです。学生でいるうちに学校という環境でできることにもっとチャレンジしたかったです。
いろんな分野に触れる機会がたくさんあるのが学校の素晴らしいところだと思うので、興味が沸いたら飛び込んでみてください。

動画作業の進め方や考え方にマニュアルがしっかりあり、そこで分からない箇所を何度でも確認できると知った時、入社して良かったと感じました。
自分のメモだけだと不安になってしまうときもあるので、そういう時に会社にあるマニュアルをいつでも確認できる環境がありがたいです。
また、休みはしっかり取れるので、旅行に行ったりリフレッシュしたり自分の時間を作れるところが良かったですし、しっかり休息してから仕事に臨めるのがうれしいです。

私は入社時、アニメ関連の用語をほとんど知らない状態でした。いろんなカットに触れてその都度調べて覚えていたので、知識がだいぶ増えました。
実務面では、上手く割れていないとき（※）の原因が前より見つけやすくなっていて、そういう時に経験が積めているなと実感します。迷いなく描き進めていけるカットも増えているので1年目、2年目と毎年成長できているかなと思います。
（※）クリンナップした原画と原画の間の絵を描くことを、「動画を割る」や「中割りをする」と言います。

まだ経験を積んでいるところなので、どんどんいろんなカットに挑戦したいです。
日常芝居はより自然に、アクションは大胆に、どう割ったらより良い動きになるかを考え、動画マンとして、動画検査としても、もっともっと作品のクオリティアップに貢献できるように研鑽を積んでいきたいです。

私がA-1 Picturesで仕事したいと思ったきっかけの一つが、当時のHPに掲載されていたインタビューでした。今はさらにたくさんのインタビューが更新されていますので、ぜひそちらも読んでいただいて、A-1 Picturesをより知っていただけたらと思います。