・子供のころから好きだったアニメのほとんどがA-1 Picturesの作品だったからです。A-1 Picturesによってアニメ好きに育てられたといっても過言ではないです。

・ソニーミュージックグループで健全な企業に違いないと思いました。アニメーターの情熱だけで支えられている既存のスタジオイメージではなく、企業としてアニメーターを育成し、労働力として尊厳をもって雇用している姿勢を感じ取れたからです。

・作画採用が、原画と動画を分けて募集していたからです。大抵は動画→原画→作画監督・・・とステップアップしていくスタジオが多い中、A-1 Picturesは動画ルームに所属すると“動画検査”にステップアップしていくコースとなっています。動画検査というポジションはアニメを作る上で必要不可欠な存在なのですが、圧倒的に人材不足と言われています。その動画検査の育成にもA-1 Picturesは力を入れていると伺い、その場限りではなく将来的なアニメ業界を牽引する企業理念があるのだと感服し、一緒に成長していきたいと思えたからです。また、個人的にはキャラクターデザインやかっこいい一枚絵も素敵だと思うのですが、キャラクターを動かすこと（＝動画）に魅力を感じていたからです。

・A-1 Picturesは応募書類に１分間の自己PR動画の提出や、面接回数も他社より多く丁寧な採用選考を行っていて、アニメを作る機械ではなく一緒に働く仲間（人間）を探してくれているように感じたからです。

一般企業に比べてテンプレート的な情報が無く誰に聞けばよいのかもわからず、ひたすら不安でした（周囲にはアニメーション業界の人は皆無でしたので）。特にA-1 Picturesは、選考過程が長かったので、志望度が高かっただけに、ずっと情緒不安定でした。
また、私の場合大学に行きながら、専門学校に通うダブルスクール生活をしていました。午前中は大学で卒論制作、午後はアニメーション専門学校へ行き夕方からはアルバイトをしていました。帰宅してからは課題制作をしていたので時間と体力の管理がとても大変でした。

ひたすら絵を描く、模写、クロッキー、人間観察、知識をつける、経験を積む、作画で制作されている昔のディズニー作品を一から模写をするのも勉強になりました。
また、絵以外の趣味や経験をすることで仕事に繋がったり、息抜きになったりします。A-1 Picturesはさまざまな職種の方と関わることも多いので、絵以外のことを話す話題の引き出しも増えます。
あとは、接客業、アルバイトをやってみるのも最低限の社会性が身に付くのでお勧めします。
アルバイトが未経験で不安であれば短期、単発で出来るイベントスタッフやホテルの宴会スタッフ、百貨店のお中元限定アルバイトのようなものだけでも挑戦しておくと良いかなと思います。

やはり大きな会社で、とっても良い職場環境で働けています。上司が帰っていないから帰れないなんてことはなく、退勤時間になったら帰るように促されます。部内の雰囲気がよく自分の所属した部署がどんどん好きになっています。
また、好きな作品の裏話や設定が直接聞けたり見られたりします。目の前にキャラクターデザインを担当された方がいらっしゃったり、自分が大好きだったアニメにかかわっている方が突然現れたりするのでアニメ好きの自分にはたくさんのうれしすぎる衝撃があります。
不思議な話ですが入社してから交友関係が広がりました。カフェで偶然出会った女性とA-1 Pictures作品の話で意気投合して友だちになったり、何を話せばいいのかわからなかった義兄とA-1 Picturesの作品を通して話が出来るようになったりできたのも、A-1 Picturesに入社したからできたことだと思っています。

最初の目標は、動画検査になることです。その次は、他のセクションの方がやってくれていることを自分もできるようになりたいです。特に、仕上げ、3DCG、撮影の仕事などの相互理解を深めたいです。「よろしくお願いします！」と上がりを渡すと、そのまま受け取ってスムーズに作業をしてくれていますが、それがどれだけ大変なことなのかということをこの身でちゃんと経験、理解したいです。

少しでも検討しているならぜひ応募してください！人生が変わります！入社してくる方をみんなが大事にしてくれます！手塩にかけて優れた人材に育てあげてくれます！まだ一年目の自分の意見は参考にならないかもしれませんが、私は本当にこの会社に入社してよかったです！