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PEOPLE

インタビュー

アニメーション制作進行

大久保 愛理

業界歴2年
2025年現在

経歴

2023年 
A-1 Pictures新卒入社 
2024年 
俺だけレベルアップな件(アニメーション制作進行)

担当作品

2024年 
俺だけレベルアップな件(13話、 20話)
入社前後でA-1 Picturesの印象は変わりましたか?
いい意味でガラッと変わりました。
入社前は、A-1 Picturesを含め アニメーション業界自体がもっと殺伐としていて、空気が張り詰めていそうなイメージがありました。(就職活動中に、アニメーション業界・制作進行について調べているとマイナスイメージの言葉ばかり目についたため…)
ですが、入社してみると、“どうすればいいものを生み出せるか、楽しんでもらえるのか”を考えて生き生きと、働いている人ばかりで、感化されて非常にポジティブな気持ちになれます!
もちろん仕事ではありますが、淡々と義務感だけで働いているというよりかは、能動的に・情熱的に働いている人が多い印象です。
学生の間に準備すると良いこと、何かしておくと良いことはありますか?
とにかく時間に余裕があるうちに、色々なジャンルの作品を見ておくことをオススメします…!
幅広い年齢層の方と一緒に仕事をするうえで、映像作品の知識は共通の言語になりますし、打ち合わせなどでも「○○のこのシーンみたいなイメージです」といった会話もあるので、大事だと実感しました。
私もそうでしたが、就職活動中にはアニメーション制作フローについて、調べている方が多いと思います。
もちろん事前勉強や、理解を深める時間は大事ですが、入社してからしっかりとした研修を受けることができますし、先輩方の仕事を手伝わせてもらいながら、実際に見て学ぶ機会も多くあります。
ですので、いつか見ようと思って溜めていた、ウォッチリストを片っ端から見ていったり、逆にいつもなら自分が選ばないような作品を見てみたり… 人生をかけた準備期間ではありますが、あまり肩ひじを張らずに、そんな時間を過ごしてみるのもいいと思います。
A-1 Picturesに入社して良かったと感じることは?
ソニーミュージックグループなので、会社の基盤や制度がしっかりしている点は、働いていて安心感があります。
これまで作ってきた作品たちのおかげで、アニメファンの方から厚い信頼を得ている点や、多彩なジャンルの作品を手掛けているなど…考えるといくつも思い浮かびますが、将来も安心して長く働けるということは一番大事なことだと思います。
先程も触れましたが、アニメーション業界・制作進行について調べると目につくようなマイナスイメージとはかけ離れていると感じるのは、会社の制度・方針のおかげでもあると思います。
仕事のやりがいを教えてください
多くの人の手によって長い時間をかけて大切に作ってきたものが、一つの映像になったときに非常に達成感とやりがいを感じます。
制作進行は、絵コンテを受け取りアニメーターさんのアテンドから納品まで、全ての工程に関わります。
セクションが進むにつれて、絵が完成に近づくだけではなく、各スタッフの方々の作品に対する想いにも触れ、それを次のセクションへ繋いでいきます。
絵コンテの段階では、一枚の絵だったものが、色がつき 撮影され 動いた映像を見たときは、月並みの表現ではありますが、“命が吹き込まれた”そんなような感覚で、全セクションに関わる制作進行でしか味わえないやりがいだと思います…!
今後の目標や今後チャレンジしたいことはありますか?
アニメーション制作進行のキャリアとしての目標も、もちろんありますが、アニメーション制作に関わるスタッフの方々に今よりスポットが当たる機会を作りたいと思っています。
昨今のアニメブームに伴って、至る場所でアニメに関する特集やイベントを目にしますが、そのほとんどが声優の方にスポットが当たっているものばかりで、内部で長い期間作品に携わっているスタッフの方々の声を聴ける機会が少ないです。
私もアニメーション業界に入って初めて、想像していたより遥かに多い方々の手によって一つの映像が作られていることを知りました。
アニメは好きだけど、どんな風に作られているのか知らない、そんな人もたくさんいると思います。
どんな形式になるかは、まだわかりませんが…制作に携わる方々の声を届けられる機会を作り、作品だけでなく、アニメーション業界や制作工程にも興味をもってもらえるきっかけを作りたいです。
A-1 Picturesに入社を検討している方にメッセージをお願いします
アニメは、年齢・性別・人種関係なく平等に楽しむことができ、現実ではありえない世界に心を弾ませ主人公に自分を重ねてみる、大人になってから子どもの頃に好きだった映像を見て童心にかえり思い出に浸る、そんな場所も時も越えてしまう魔法のようなものだと思っています。
日本だけでなく世界中の人の人生に色をつけ、生きがいや原動力になる作品を作る素敵なお仕事です!
少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してみてください…!